主な矯正装置の種類と特長をご紹介
患者さまの状態、お子さまの成長状態に応じて、目立たない矯正のために厳選した器具を用いて治療を進めていきます。治療方法など期間や費用に関することなど不明点はお気軽にご相談ください。
セラミックブラケット
歯の装着時、目立ちにくく審美性に優れている白色半透明セラミック製のブラケット。
[メリット]
目立ちにくく、様々な症例に対応しやすい治療。
金属アレルギーの方でも治療が可能。
[デメリット]
治療過程のゴムや針金に違和感を感じたり、口内炎になることもあります。
部分矯正
目的に応じて、移動させたい歯をピンポイントに矯正治療を行なう方法。
[メリット]
見た目を治す、審美性を目的としており、期間も短く、費用も比較的安くできます。
[デメリット]
気になる箇所だけの改善する為、全体の噛み合わせに問題が残ります。
矯正相談は無料です。歯の状態に関わらず、歯並びを治したいとお考えの方、ぜひ相談ください。
歯並びは、成長していくなかで、多感な時期を通り過ぎていくお子さまにとって大切な問題です。人前で笑顔を作りたくないと感じてしまうために、消極的になったり引っ込み思案になってしまったり、その子の将来に影響してくることもあります。
私は、一人の娘のママとしての立場で、歯科医という仕事に向かっています。歯科治療についてのご相談だけにとどまらず、地域のママの仲間として、母親だから理解できる悩み、子育ての迷いなどについても、みなさまとたくさんお話をしてきました。
ご家族の思いも痛いほどわかります。
当院の矯正歯科相談は無料です。程度や状態にかかわらず、心配なご家族の方、ご自分の歯並びを治したいとなお悩みの方、ぜひ相談ください。一緒に、矯正治療の方法について話し合いましょう。
ふじみ歯科クリニック 院長 前田理恵
日本矯正歯科学会 認定医 矢野軌子
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矯正治療における説明と一般リスクと副作用について
矯正歯科治療は、公的医療保険適用外の自費(自由診療)となります。
矯正治療は、歯をきれいに並べるだけではなく、顎の位置や機能的な嚙み合わせを考えて診断をし、
治療をさせていただきます。
また、一般リスクと副作用もありますので、下記項目をよくお読みください。
1. 装置を装着する事で歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
日頃のケアが重要となりますので、食後の歯磨きを徹底してください。
その際、必要に応じて一般歯科で歯牙のクリーニングや歯磨きの指導を行ってもらいます。
必要であれば、虫歯の治療も行っていただきます。
2. 治療内容によってはご希望の装置での治療が行えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
3. 診断でお話した内容で治療を行いますが進行状況により変更させていただく場合があります。
その際は、こちらからご説明いたしますのであらかじめご了承ください。
また、やむを得ず治療途中において中断を希望される場合、
その後のトラブルについて一切の責任をおいかねます。
4. 治療期間は、約24か月~30か月。通院回数は24回~30回となります。
歯が動く速度は、個人差があり治療の難易度によっても異なります。
5. 前歯の移動において歯根吸収や、歯肉が退縮する場合があり、予測は困難になります。
万が一治療において進行していると判断される場合には、
時として外科的な対応や妥協的な治療になる可能性があります。
6. 治療途中において、まれに顎関節の問題が生じる場合があり、
主な原因は矯正治療とは関係なくストレスや歯ぎしりが考えられます。
そのような場合には、治療を中断し口腔外科への受診を勧めることもあります。
7. 骨格的な問題のある症例については長期的な治療が必要となります。
顎の成長が予想以上の場合、外科的治療に移行することがあります。
8. 矯正治療中、稀に歯が骨に癒着をおこしていて歯の移動がどうしてもできない場合があります。
これは、X線検査でも発見することが困難なものでその場合は妥協的な治療になる可能性があります。
9. 矯正治療中、口腔内衛生が良好でないと、稀に歯槽骨の吸収が著しく進んでしまう場合があります。
その際は、一般歯科にて治療が必要となる場合があります。
10. 取り外しのできる装置は、こちらの指示通り正しくご使用ください。
また、装置の紛失・破損の場合には別途費用がかかります。
11. 矯正治療後の保定は必ず必要です。保定装置はこちらの指示通り正しくご使用下さい。
装置装着を怠り歯並びに何らかの変化が見られた場合について一切の責任を負いかねます。
また、装置の紛失・破損の場合には別途費用がかかります。
12.矯正装置の除去において、歯面に傷がついたり、エナメル質にヒビがはいったりすることがあります。
13.治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合わせに変化が生じることがあります。
また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合わせが変化することがあります。
14.矯正治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
15.矯正装置を誤飲する可能性があります。
16.歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行うことがあります。
17.動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせにあった状態のかぶせ物(補綴物)や虫歯治療(修復物)
などをやりなおす必要性が生じることがあります。
18.矯正装置などにより金属等のアレルギー症状がでることがあります。
19.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
以上、ご理解、ご了承の程、よろしくお願い致します。